母親から絵葉書が届く。
一昨日に1枚、
昨日1枚、
今日2枚。
裏面に美術館の絵が描いてあって、
表面の上半分に住所、
下半分には罫線が引いてある。
そこに母親が何か書くんだけど、
内容が、
母親が誰と友だちになったとか、
どういう人だとか、
今日何をしたとか、
とにかく自分の事ばかり。
ただ誰かに聞いて欲しくて、
書いたんだろうなって思う。
届く度にモヤモヤする。
私の中のどす黒い感情が
次々溢れてくる。
イラッとする。
娘が心配で書いたんじゃなくて、
娘に葉書を出す自分が好き
って感じが伝わってくる。
去年の12月に
私が体調を崩して、
内科と、
婦人科と、
乳腺外科に行った時も、
後日母親が来たけど、
帰りに途中下車して、
大原美術館に行く
口実が欲しかったのが
バレバレだった。
父は母親が私を心配しているから、
京都に行かすって言っていたけど、
母親は私が心配で来るというより、
美術館がメインだった。
母親が来て、
二人暮らしをしている弟が
帰ってくるまで、
2〜3時間あったけど、
自分の事ばかりしゃべっていた。
母親が一方的にマシンガントーク。
言いたい放題。
何しに来たの？って感じ。
体調を崩していたのに、
精神面でダメージをくらい、
母親が帰った次の日に自殺未遂。
未遂で終わった。
父は母親と私に、
仲良くして欲しいみたいだけど、
無理だな。
母親は自分が大好きだから。
自分を愛していて、
娘の私を愛してくれない。
私が幼い頃からずっと、
それは変わらない。
次に会うのは、
どちらかが死んだ時でいいと思う。
そのくらい、
母親の事が嫌い。
言葉に表せないくらい、
母親の事が嫌い。
実家暮らしで、
家族が仲良しの人には、
分からないだろうな。
ぬくぬく育つ子どももいれば、
家族に苦しむ子どももいる。
どの家に生まれるかなんて
分からないのに、
不公平。
私は生きづらさを抱えて、
生きないといけない。
生きづらさを抱えてまで、
生きないといけない理由は何？
絵葉書でこんなに
心が乱されるなんて、
バカみたい。
辛い。
泣きそう。
