弟と読書『博士の愛した数式』

今日は二人暮らしをしている弟が、

2限から授業の日。

弟が10時に起きて、

私も起きた。

弟が朝ごはんを食べて、

日付を確認していて、

突然、

「あ、今日2限休講かも。」

と言って、

弟は再びベッドで寝ていた。

お昼に弟が起きてきて、

一緒にお昼ご飯を食べて、

弟は、

「今日大学行きたくないな。」

といつも通り呟きながら、

大学に行った。

私は、小川洋子さんの

博士の愛した数式

をはじめから読んだ。

291ページを3時間かけて読んだ。

弟が18時半まで授業なので、

晩ごはんを作って弟の帰りを待った。

今日の晩ごはんはクリームシチュー。

美味しかった。

私がお皿を洗っている時に、

弟が、

「水道のシャーっていう

空気の音が気になるから、

水を弱めて。」

と言い出した。

弟は発泡スチロールの擦れる、

キュッキュッという音が嫌い。

私はマグカップやお茶碗を洗う時に、

キュッキュッという音を

たててしまうから、

いつも弟に

「その音、やめて。」

と言われる。

今度は水道水の音か。

どれだけ音に敏感なんだ。

最近弟は文句しか言わない。

こういう一つ一つの積み重ねが、

ストレスになる。

一人暮らしがどれだけ自由だったか、

思い知らされる。

早く働いて、

一人暮らしがしたい。