2019-01-10 十字架 女は不要だ。その一言で片付くような世界を生きてきて。私は女だから何も出来ない。あの子は長男だから、全ての役割を背負わされ。あの子はその役割が重荷で苦しみ、私はあの子に背負わせてしまった事が後ろめたく。もし私が男に生まれていれば、私が背負えた。そうすれば、あの子は自由に生きられた。考えても仕方ないけど、そう思ってしまう。女に生まれたということ。女なのに生まれてきた事への後悔。あの子に全てを背負わせた責任。何も出来なくて、ごめん。