無題

かずさんにお別れを言われたのは、

突然だった。

一方的だった。

私は全然気付けなかった。

かずさんは、毎日連絡をしてくれて、

何か物を持ってたら気付いてくれて、

歩く時に合わせて歩いてくれて、

何気ない会話を覚えてくれて、

ご飯を作った時に全部食べてくれて。

優しいかずさんの事が大好きだった。

涙が止まらない。

大切な人を失った。

かずさんに会いたい。