過去

今はそこまでではないけれど。

2~3年前は荒れていた。

両親と血が繋がっている事が

穢らわしく思っていた。

出来る事なら、

流れている血液を全部入れ換えたりして、

遺伝子レベルで親子をやめたいと思っていた。

縁を切りたくて、

戸籍を抜けるための手続きを

役所に聞きに行ったりした。

両親にぶつかっても無意味だった。

歩み寄るなんて無理だった。

理解して欲しいと思うのが間違い。

接触するから憎しみがうまれる。

だから、今はとにかく避けている。

立場は違うけれど、

弟が家を憎むのは、

少し分かる気がする。