今日はこどもの日。
お昼ご飯はエビフライで、
ゼリーも出てきた。
晩ごはんは、
すき焼き風煮物。
美味しかった。
さて、
昨日医学部の話になったから、
今日は同級生の医学部受験の話題。
私の高校は田舎の進学校で、
当時は普通科と英語コースがあった。
普通科は2年生から、
理系と文系に分かれて、
理系は数学ⅢCが必要な人と、
数学ⅡBまでの人と授業が分かれる。
理系は化学が必修で、
生物か物理か選べる。
だから、看護師や栄養士を目指す人は、
理系の数学ⅡBまでの生物選択。
医学部や工学部を目指す人は、
数学ⅢCの物理選択と、
ハードな授業になる。
それは置いといて。
同級生で、
英語コースで医者になりたいと言う人がいた。
仮にA君とする。
英語コースは、
理科は生物か化学の選択で、
数学はⅡBまでしか習わない。
A君は、数学ⅡBまでで受験出来る、
私立大学の医学部を探して、
そこを目指すと言っていた。
国公立大学は、
数学ⅢCと化学物理が必須だから受験出来ない。
それで、A君は私立大学の受験に落ちて、
確か、北欧の大学に行った。
はじめの1年は外国人向けの、
英語の授業オンリー。
2年目から医学部の授業になる。
そこを中退して、
日本の看護専門学校に行ったと噂で聞いた。
その話を父にすると、
「受験は自分が受験出来る、
私立大学を探したんじゃろうね。」
と当時言っていた。
最近、またその話を父にすると、
「物理を習っていなくて、
数学ⅢCも習っていなくて、
受験出来る大学が日本にある?
それはちょっとねぇ…。」
という反応だった。
たった数年で、
ここまで反応が変わるとは。
A君とは中学の頃に塾が一緒で、
高校の時は予備校が一緒だった。
予備校の先生も、
「Aと話していると、頭が痛くなる。」
と言っていた。
他にもBさんは、
中学の頃から医者になりたいと言っていた。
でも成績は中学で、学年トップじゃなかった。
高校は普通科の理系に進んだ。
現役の時は大学受験に落ちた。
数年浪人して、
私立大学の薬学部に行った。
でも私立大学の薬学部は、
授業料が6年間で1200万円かかるし、
偏差値は一番上が慶應義塾大学で81。
下はボーダーフリーまである。
だから国家試験の合格率がバラバラ。
私立大学の薬学部は、
授業料が高いけど、
留年する人が多いと思う。
二人をみていて思ったのが、
中途半端に賢いとダメということ。
自分の学力を客観視出来ない。
無謀な夢を掲げて、
あきらめられない。
身を滅ぼさないように
気を付けよう。