母親

母親からこんなメールがきた。

「今さら言っても遅いのですが聞いて下さい。

中学の部活吹奏楽部に入りなさいと言ってごめんなさい。

高校は文系に行きなさいと言ってごめんなさい。

職場体験保育園に行きなさいと言ってごめんなさい。

保育士になりなさいと言ってごめんなさい。

行きたい大学を受けるようにしなくてごめんなさい。」

読んで一番に思った事は、

で?

その一言。

母親は私を幼い頃から保育士にさせたがっていた。

福岡教育大学の幼児教育課程に行かせたがった。

私は医療系の大学に行きたかった。

何回説得しても、

最後にはヒステリックに怒鳴り散らしてきて、

話し合いなんて無理だった。

結局私は第一志望を受験させてもらえず、

両親が望んだ大学に入学した。

もちろん医療系の資格は取れなかった。

その当時の話を父親としても、

母親とのやり取りを知らないから、

話が通じない。

母親は大学卒業したら、

医療系の専門学校行かせてあげるって言ったのに、

その約束は大学1年の夏休みに帰省した時、

無かった事にされていた。

気付けばうつ病になり、

統合失調症になっていた。

もう今から目指す事は出来ない。

母親を恨んでいる。