母親

昨日母親と電話をしている時に、

弟の同級生の話になった。

進学校の高校に合格したけど、

病気になって4ヶ月入院。

一時は大学病院の無菌室。

その後、病気が治って通学。

1年生の時はあと1日欠席したら、

留年になっていたらしい。

その人が今年国立大学に合格した。

でも、母親は、

病気になった感動のエピソードが

あったから合格したのだろうと言う。

何故そのような捉え方しか出来ない?

何故そのような考え方しか出来ない?

ひねくれた人。見苦しい人。

何故か物事をまっすぐ見る事が出来ない。

入試で合格点に達したから合格であって、

そこに病気は関係ないこと。

進学校は毎日テストで予習に宿題に勉強漬け。

授業についていくだけで精一杯だった。

一週間休めば何も分からなくなる。

それなのに4ヶ月入院で、

よく進級出来たし、よく卒業出来たと。

尋常じゃないくらい頑張ったんだと思う。

その上、国立大学合格って。すごい人だ。

それなのに、どうして素直に

おめでとうと一言言えないのだろうか。

マシンガントークの母親に話し合いは通用しない。

話して分かり合えた事など今までにない。

心が寂しく貧しい人だ。